LOVE理論

結論から言うと、今からお前をトム・クルーズよりモテる男に育て上げることになる。

そんな書き出しから始まる水野敬也さんのこの本は、
下ネタと姑息なあの手この手満載のモテない男のための恋愛指南書？です。笑
僕は２３歳の時に出会いました。生きててよかった。

水野敬也さんといえば、「夢をかなえるゾウ」で有名な作家さんですよね〜
そちらも面白かったので、そのうち感想を書きたいと思います。

そしてこの本は水野さんの実体験？に基づいて失敗例と成功例を
「〜理論」と言う章題をつけて、面白おかしく書いてくれてます。

その中で僕が一番好きなのは

「大変じゃない？理論」

女性とマンツーマンでお酒を飲みに行ける所まで進んでからの次のステップの話です。女の子にお酒を飲ませたい。
酔っていい雰囲気に持ち込みたい。
おそらく９９.９９９９%のオトコはそんなことを考えながら女の子とお酒を飲んでいると思います。ええ。
でも無理に飲ませたりするのはな〜
→自らすすんで飲んで欲しい。
→お酒がすすむ時ってどんな時なのか。
→そう、愚痴を言う時。
じゃあ愚痴を言わせるにはどうすればいいのか？？？

そんな時に使える魔法の言葉が、

「大変じゃない？」

仕事でもプライベートでも相手の趣味でももはやなんでも。
この起爆剤によって次々と愚痴をこぼし始めるそうです。
なるほど〜天才かよ。

さらに応用範囲が広く、女性の状況が大変じゃなくても使える魔法の言葉があるそうです。笑
それが

「でも〜って意外と大変じゃない？」

確かに！！どんな話にもくっつけられます。

この本で紹介されるお話は生々しくリアルなところがありますが、そこがいい。
心構えから事前準備、デート編、夜編、上級編まで段階を踏んで教えてくれるこの本は、モテたい男子、これからデートを控えている男子、ウズウズしている男子、全てに読んでいただきたい。

さらっと読めるのでデート前日にでも詰め込んじゃってください。
内容を実践するかどうかは別にしても、読み物としても抜群に面白いので。

ただし！！手の内とオトコの浅はかさがバレてしまうので、女性の方には絶対オススメしたくないです。
この小手先の技術で美味しい思いをしたこともありましたが、過去に一度だけ

「それって水野敬也？」って言われたことがありました。

「え？誰それ？（読んでんじゃねーよ！！！！）」

って事になって戦意喪失しますので、どうか読まないでくださいね。笑