マリアージュ?テロワール?よく使われるワイン用語〜超初級編〜
ワインについて調べてみると横文字のよくわからない単語が出てきますよね〜。
あれのせいでなかなか読み進まない。。。
接客中によくされる質問をもとに、今回は超初心者向けにワイン用語を解説していきます。
ソムリエ
ソムリエとは、レストランなどで客のニーズに合わせてワインを選び、提供するワインの専門職です。日本でソムリエの国家試験はありませんが、日本ソムリエ協会が認定している「ソムリエ呼称認定試験」があります。
受験するには実務経験が必要なので誰でも取得できる資格ではありませんが、一般の方向けの「ワインエキスパート」という資格試験もあります。
テーブルワイン
テーブルワインとは、安価でカジュアルなワインのことです。
フランスのワインはEUのワイン法により以下の4種類に分けられます。
A・O・C(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)
A・O・V・D・Q・S(アペラシオン・ドリジーヌ・ヴァン・デリミテ・ド・カリテ・スペリュール)
Vins・de・Pays(ヴァン・ド・ペイ)
Vins・de・table(ヴァン・ド・ターブル)
テーブルワインとは一番ランク下のVins・de・tableからきており、普段飲みにオススメのワインです。
ちなみにフランスで生産されているワインの40〜50%はVins・de・tableに属します。
ハウスワイン
ハウスワインとはワインの名称ではなく、飲食店が自店の看板ワインとして扱っているワインのことです。
なるべくリーズナブルで料理と相性の良いものが選ばれるので、ハウスワインでそのお店のランクがわかるとも言われます。
飲食店のメニューなんかで【グラスワイン ¥500】のような表記のあるものが、そのお店のハウスワインです。
テロワール
テロワールとは地理、土壌、気候などのワインが育つ環境のことです。
このワインを取り巻く環境が仕上がりに大きく影響するため、重要視されるポイントの一つです。
テロワール=その地域の個性
という意味で覚えておいてください。
マリアージュ
マリアージュとはフランス語で「結婚」という意味で、ワインの世界では「料理とワインの組み合わせ・相性」という意味で使われます。
互いに味や香りを高め合う組み合わせを「最高のマリアージュだね」と言ったりします。
いかがでしょうか。
ワインについて知っておくと便利な単語は多いので、今後も用語解説の記事を書いていきたいと思います。
アディオス!