シャンパンとスパークリングワインの違いとは?初心者向けに解説していきます。
「シャンパンとスパークリングワインって何が違うの?」
という方のために、今回はその違いや色々なスタイルについて解説していきます。
スパークリングワインとは
スパークリングワインとは、発泡性(炭酸)ワインの総称です。
つまり、シュワシュワするワインは全てスパークリングワインです。
ノンアルコールの炭酸ワインも、スパークリングワインの一種です。
「え、じゃあシャンパンって何やねん!?」
ってなりますよね。
「シャンパン」も「スパークリングワイン」の一種です。
「お米」というカテゴリの中の「あきたこまち」や「コシヒカリ」「ササニシキ」みたいなものです。
ただ、スパークリングワインの中でもシャンパンは特別な存在です。
その違いや特徴について説明していきます。
シャンパンとは
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインで、AOC(アペラシアン・ドリジーヌ・コントロレ)というフランスの法律で決められた条件を満たしたモノだけだけが名乗れる名称です。
どんな条件があるのかというと、
・フランスのシャンパーニュ地方で製造されている。
・シャンパーニュ方式によって醸造されている。
・使われるぶどう品種が限られる。
・試飲検査を受けなくてはいけない。
など色々な条件があります。
シャンパンのような条件を満たした名称のことを、日本語では原産地呼称制度といいます。
スパークリングワインの中でも、厳しい条件をくぐり抜けたエリートたち。
くらいに覚えてください。
シャンパンのボトルには必ず「Champagne」 という表記があるので、それで見分けることができます。
ちなみに聞き覚えのある有名なシャンパンといえば、
・ドン・ペリニヨン
・モエ・エ・シャンドン
といったものがあります。
値段も普通のスパークリングワインに比べると割高です。
お店でボトルを頼むと、まず3万円は超えるでしょう〜。
「スパークリングワイン」と「シャンパン」
違いはなんとなく理解できたでしょうか?
お店や酒屋さんでシャンパンを見かけることがあったら
「あ、これはいいワインだ!」
と思ってじっくり堪能してみてください。