この１２種類を押さえよう！ワイン主要品種の特徴や違い、料理との相性について紹介します。

こんばんは！

さとり世代のバーテンダー、けんたろです。

今回は有名なぶどう品種について紹介していきます。

赤ワイン

カベルネ・ソーヴィニヨン

赤ワインの王道品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン。

フランスのボルドー地方原産のぶどう品種で、世界で一番広い地域で栽培されています。

ワインにすると色が濃く、強い渋みがありしっかりとした骨格がある赤ワインに仕上がります。

世界中で栽培されているため種類も多く、初心者から上級者までオススメです。

牛肉や羊肉など噛み応えのある赤身肉と相性バッチリです。

シラー

フランスのコート・デュ・ローヌ地方原産。

ワインにすると紫に近いガーネット色で滑らかで上品な味わいがです。

ローヌ地方で作られるものはスパイシーな風味が特徴ですが、有名なもう一つの産地であるオーストラリアでは果実味が感じられるフルーティさが特徴。

鹿肉や鴨肉などジビエ料理との相性が良く、味付けは胡椒を効かせるのがオススメ。

ピノ・ノアール

フランスのブルゴーニュ地方原産。

ワインにすると色は明るく鮮やか、渋みも穏やかでチェリーのような果実味が感じられます。

栽培が難しく、高値のモノが多いです。

鶏肉料理と相性◯！

メルロ

フランスのボルドー地方原産。

カベルネ・ソーヴィニヨンに次いで世界で２番目に広い地域で栽培されている人気のぶどうです。

渋みも少なく、果実味の多いまろやかな味わいが特徴でワイン初心者の方にオススメです。

煮込み肉のような柔らかい食感の肉料理と合わせるといいですよ。

ガメイ

フランスのボジョレー地方原産。

ボジョレーヌーボーはこのぶどうから作られています。

ワインにすると色は明るめ、いちごやラズベリーなどの香りがあり、果実味と爽やかな酸味が感じられます。

タンニンも少なめなので、こちらも初心者にオススメ。

現地ではハムやソーセージなどの加工食品と一緒に飲まれることが多いです。

マスカット・ベーリー・Ａ

新潟県で交配された日本固有のぶどう品種。

色は鮮やか。こってりした砂糖のような香り、フレッシュな果実味と鋭い酸味。まさにフルーティという表現がぴったりな品種です。

日本で生まれた品種なので和食や魚料理などと相性◯です。

白ワイン

シャルドネ

フランスのブルゴーニュ地方原産。

ぶどう自体の個性は薄いが、そのぶん栽培される環境の影響が大きく風味に影響する品種です。

そのため、様々なタイプのワインが出来上がりますがポテンシャルが高いので失敗が少ない優等生です。

コクのある白ワインが特徴なので豚、鶏肉とも相性がいいです。

白ワインで悩んだ時にも無難です。

ソーヴィニヨン・ブラン

フランスのボルドー地方原産。(近年ではロワール上流部という説も)

世界中で栽培され、各地で質の高いワインが生産されています。

果実味あふれるフレッシュな味わいが特徴。

白身魚やハーブ系の料理と相性が良く、さっぱりしたい時にもオススメ。

リースリング 

ドイツのラインガウ地方原産のぶどう品種。

しっかりした酸味と上質な香りを持ち合わせた白ワイン。

辛口から甘口まで幅広いワインが作られ、どちらも共通して透明感のある風味が特徴です。

(個人的には甘口ワインとして有名なイメージ)

素材を生かした味付けの料理にオススメ。

甲州

日本の山梨県原産。

日本ワインで最も多く生産されている品種です。

軽口でさっぱりした味わいと、後味にほんの苦味があるのが特徴。

アルコールは控えめなモノが多いです。

日本原産なので和食と相性バツグン、特に魚介系！海外の方と一緒に楽しむ場面にも。

ピノ・グリ

フランスのブルゴーニュ地方原産。

皮の色が黒ぶどうに見間違えるようなモノもあり、ワインにしても色調が濃いのが特徴。

白ワインの中でもコクとワインの厚みが感じられ、豚、鶏肉と相性が良いです。

以前、中華料理屋さんで飲んでみたところ、こちらも相性バツグンでした。

セミヨン

フランスのボルドー地方原産。

熟成期間が長いほど味わい高いワインになるというポテンシャルがあります。

甘口、辛口どちらでも生産されており、貴腐ワインというタイプの甘口ワインは高級ワインで有名です。

酸味が少なく重厚な味わいが特徴。

魚料理や豚肉料理などと相性が良いです。

以上が赤ワイン、白ワインの代表的な品種です。

ワインを選ぶときの参考にしてみて下さい。

この他にも優秀なぶどうはたくさんあります！

そちらの紹介はまた今度ということで( ´▽｀)