話題の本「10年後の仕事図鑑」を読んでみた。
いつか読もう。そのうち読もう、、、
と後回しにしていた本ですが
「10年後」のタイトルを後回しにしちゃイカンでしょ。。
と思い即購入。
行動力、大事。
以前、YouTubeで新成人たちに向けてスピーチをしている堀江さんの動画を見てから、未来のことについて色々考えるようになりました。
結果考えるのは無駄だと思ってやめたんですけど。笑
冒頭部分でも堀江さんが言ってました。
冒頭というかもはやここで。
そして本書の始まりに
「未来を想像して嘆くなんて暇人のやることだし、は今を懸命に生きることのほうが大事だと思っている。 」
と。
かっけぇ。。。
本を買うときはタイトルからだいたいこんな内容の本なのかなぁ
と想像して買うと思うのですが、たまに期待はずれだったり、タイトルが1番いいことを言っている「出オチ」の体験ってありますよね。
この本は期待通り(以上)の内容でした。
あんまり書くとネタバレになるし、そもそも僕自身に大した読解力もないので、さらっとこの本について綴ります。
なくなる仕事・変わる仕事
なくなるというよりは、AIにとって代わられる仕事。
でもその変わりに人間がすべきことができる時間が増えるということ。
自分の趣味や好きなことをとことん追求していけばそれでお金を稼ぐことができる。そういった方向にシフトしていける。ということ。
それに、これから更に高齢化が進み若者の負担が増えていくと言われているけど、機械化で人の助けがいらない社会ができあがればそう言った問題も解決できる。介護士の人手不足なども。
生まれる仕事・伸びる仕事
この章ではさらに具体的な仕事が書かれていました。
ドローンパイロット、予防医療、観光業など。(詳しくは本で)
ただあくまでもこれらは予想だし、もっと変わった職業もバンバン生まれてくると思います。それこそ仕事は個人が作っていくものになっていくんだなと思いました。
お金の未来
物理的な貨幣としての価値はどんどん薄れていき、仮想通貨や暗号通貨などの信用に基づくお金へと変わっていく。とのこと。
たしかにお金って「価値」を交換するためのツールであって、お金自体に価値があるわけではないですもんね。
貨幣を作ること自体が無駄なコストだし、中国ではいま急速にキャッシュレスが進んでいるとありました。
露天商やホームレスですらQRコードを使って物乞いをしているとか・・
また、「お金」ではなく「信用」を運用していく未来がある。
キングコングの西野さんでも有名なクラウドファンディングだったり。
信用や価値があればそういった方法で資金調達もできるんですね〜。
それでお金が集まったら「いろんな人が応援してくれているから頑張ろう!」って励みにもなれる。
自分の信用や価値を交換しやすいサービスとして形を変化させられるか、がポイントなんだなと思いました。
もちろん僕に信用があり、誰かに認められる価値があればの話ですが。笑
そのほかに読んでいて胸に刺さったのが、堀江さんの
リスクヘッジの「副業」に意味はない
という話。
「副業」と位置付けるからには「本業」があり、その構図に強烈なリスクヘッジの匂いを感じる。と。
僕自身、まさにいま副業しています。
個人的には十分な結果も出ていると思うし、満足はしていたけれど堀江さんのいう
ピュアな情熱や社会的な使命感
といったものはないかもしれない。。。
いずれは副業を本業にして個人でやっていきたい!思いはあったけれど、いずれっていつだろう。。。
本気で向き合って突き詰めていくからこそ、色々なアイデアが湧いたり、やりたいことが増えていって充実するものなのかもしれない。
いまは副業で得られる「お金」としか向き合ってないな。と気づかされました。
ありがとう、堀江さん!
この本を読んでみて、AIによっていまの仕事がなくなっていくことは、いいことなんだな。と気づかされました。
AIができることはAIに任せて、人間にしかできないサービスや仕事を生み出す。
それが結果として仕事のクオリティを上げていくことになるんだな。と感じました。
いつまでも変わらないものは、AIに代えられる。
さら〜っと、ざっくり個人的に感じたことを書きましたが、もっともっとボリューム大な本です。
堀江さんの本や動画を見たことのない人は、とても新鮮で目からウロコの話ばかりだと思います。
実際、僕は落合陽一さんのことを初めて知りましたがとても参考になるお話が多かったです。
専門的な用語も出てきますが、それについてわかりやすい説明も記載されているので、誰が読んでも楽しめる本だと思います。(僕が言うくらいなので。)
いま読んでおくべき本だと思うので、気になった方、迷っている方は立ち読みでもしてみてください。
たぶん「はじめに」の部分で魅了されて買うことになると思います。
僕はいちばん初めの「千と千尋の神隠し」の引用セリフを見て速攻買いました。
あ、これ絶対面白いわ。と。